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正信偈・冒頭の二行②

0 3月 28th, 2009

正信偈の最初の二行について書いています。
正信偈の最初の二行は

「帰命無量寿如来
南無不可思議光」

で書き起こされています。
前回は、無量寿如来と不可思議光について書きました。
無量寿如来も不可思議光もともに阿弥陀如来のことなんですね。

今日は、帰命と南無についてです。
帰命とは中国の昔のことば、南無はインドの昔のことばです。

仏教はお釈迦さまがインドで説かれ、それが中国に伝わり、朝鮮半島を経て日本に伝わってきましたので、よくインドの言葉や中国の言葉が使われます。

では、帰命、南無とはどういう意味かといいますと、御文章という仏教書には「南無というは帰命なり」と書かれてありますように、帰命も南無も同じ意味で、ともに、救われた、助けられた、という意味なのです。

ですから正信偈冒頭の二行は、「親鸞、阿弥陀仏に救われた。親鸞、阿弥陀仏に助けられた」

という意味になります。
どこにも「親鸞」とはありませんが、これは向かいのおじさんのことを親鸞聖人書かれたものでもありませんし、隣のお嫁さんのことを言われたものでもなく、親鸞聖人ご自身のことを書かれたものなのです。

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