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正信偈の平生業成

0 4月 27th, 2009

今まで正信偈についてお話してきました。
正信偈とは正しい信心を歌の形で明らかにしたお聖教です。
※お聖教とは仏教(浄土真宗)の書物のことを言います。

正信偈の冒頭の「帰命無量寿如来、南無不可思議光」は「阿弥陀如来に親鸞救われたぞ!阿弥陀如来に親鸞、助けられたぞ」との親鸞聖人の喜びの言葉です。

阿弥陀如来のお力によって絶対の幸福に救いとられた親鸞聖人は弥陀の救いは死んでからではなく現在(生きている間)であることを教えていかれました。
ですから親鸞聖人の教えの一枚看板は「平生業成」なのです。

平生とは生きている時のことです。
仏教と聞くと、どうしても死後の世界を想像するかも知れませんが、親鸞聖人は「平生というのは死後のことではないですよ!仏教は生きているときが勝負なのです」と生涯平生の救いを強調していかれたのです。

平生業成の「業」とは人生の大事業のことを意味し。
これは会社のプロジェクトのことではありません。
1人1人の人生の大事業であり、人生の目的のことです。

何のために生きているのか?
何のためにうまれてきたのか?
何のために生きているのか?
すべての人にとって最も大事なこの人生の目的を親鸞聖人は業という一文字で表しておられます。

平生業成の「成」は達成、完成、ということで正しい信心には卒業があるということを意味しています。

平生業成とは、「平生ただ今、人生の目的が完成する。だから早く達成せよ」と親鸞聖人が生涯叫び教え続けていかれことを漢字四文字であらわされたものなのです。

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