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正信偈「後生の一大事」

0 5月 14th, 2009

正信偈の冒頭の二行で親鸞聖人が阿弥陀如来に救われた喜びを告白しておられると前回もお話しました。
御文章にも似たようなことがかいてありますが、これは有名な歎異抄の冒頭にある「弥陀の誓願不思議に助けられまいらせて」と同じこととを意味しています。

しかし、正信偈で親鸞聖人は阿弥陀仏に何をたすけられたといっておられるのでしょうか?!
正信偈で救われたといわれているのは、「後生の一大事」を救われた、助けられたと言われているのです。

仏教はこの「後生の一大事」を知るところからはじまり、「後生の一大事」の解決でおわります。
なので、後生の一大事について知っておかなければ仏法は何十年、何百年聞いても分かるものでもなく、親鸞聖人の正信偈を一行も正しく読むことはできないのです。

では、後生の一大事とはどのようなことをいうのでしょうか?
「後生」は一息いれたら後生です。
仏教とかお経と聞くとどうしても「年をとってから聞けばいい」とか「若いから必要ない」という人が多いですがこれは、後生は遠い先の話で自分には関係がないと思っているからだと思います。

まさか!なんてことは突然やってきます。
心臓麻痺や脳梗塞などでいつ自分の吸った息が吐き出せなくなるか分かりませんが、その時から後生になるのです。
人生80年といわれ平均寿命は伸びましたが、いくら寿命が延びたからといっても死なないわけではありません。
いずれ必ずやってくるのが後生なのです。

後生とは無縁の人はこの世に1人としていないのです。

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